2010年02月01日

【原田式経営のポイント】経営の基本はレンズ遊びと一緒

原田師が我々後進のために残してくれた講演録の中から,
「原田式経営のポイント」をご紹介する.

経営の基本はレンズ遊びと一緒

「レンズ遊び」とは,虫眼鏡を使って太陽光線で紙を焦がす,子供のころやったあの遊びである.

この比喩は,経営者が太陽であり,虫眼鏡が中間管理職だ.
経営者の思いを,中間管理職が一人ひとりの従業員の心に焦点を当てて届ける.これによって従業員のやる気を燃え上がらせる.

経営者が,太陽のように尊敬される人格を持ち従業員から慕われる.そして従業員に対して「希望」という光を与える.
これを中間管理職が増幅して一人ひとりの従業員に伝える.

100人未満の組織であれば,経営者が直接従業員一人ひとりに語り掛けることができるだろう.しかし数百人規模の組織であれば,一人ひとりの名前を覚えるのですら難しい.そこでまずは中間管理職を鍛え上げ,彼らが一人ひとりの従業員にモチベーションを与えられるようにする.

こういう考えが,「経営の基本はレンズ遊びと一緒」という言葉の意味だ.


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posted by 林@クオリティマインド at 15:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営のポイント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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